切削加工のさまざまな種類について

切削加工は、その名の通り素材を切ったり削ったりして特定の形に仕上げることをいいます。原始時代の石器製作にも用いられている非常にプリミティブな技術ですが、現在でもものづくりのさまざまな現場で利用されています。切削加工の技術には数多くの種類がありますが、まずは「切る」と「削る」の2通りに分けることができます。このうち「切る」は文字通り素材を定められた寸法通りにカットすることで、その代表的な技術がのこぎりで素材を切り落とすこと、すなわち「のこ引き」です。

また、ドリルを使って素材を貫通させる「穴あけ」もこの範疇に入ります。これに対して「削る」は素材の表面を削って薄くしたり平滑にしたりすることをいいますが、この技術にもいくつかの種類があります。最もシンプルなのは表面を一様に削る「平削り」ですが、これを応用して表面に凹凸をつけながら削ることを「形削り」といいます。一方、素材を回転させながら削ることで曲面を作り出す技術もあります。

これは「旋削」と呼ばれています。現在、ものづくりの現場における切削加工は大半が機械化されていますが、その機械の動作法によっても加工技術を2種類に分けることができます。1つは素材を台などに固定し、切削する工具を動かして加工するやり方です。これの代表的な例がフライス盤と呼ばれる工作機械を用いた加工で、先端に取り付ける工具の形状によって穴あけ、溝掘り、切込みなどさまざまな作業ができます。

もう1つは固定された工具に素材を動かしながらあてがうやり方で、代表的なものは旋盤による加工です。

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