切削加工の問題について

切削加工の問題はおおきく3つあります。しかし、買い部環境によってこの問題はどんどん変わってくるので注意が必要です。まずは、刃物寿命です。品質を維持するためには刃物をいかに長く使うかが重要になります。

焼き入れされた硬い材質やマグネシウムなどの特殊な材質は熱を持ちやすく刃物がチッピングをしたり、摩耗が早期化してしまいます。こういうときは、刃物メーカーに相談して特殊な材質の刃物を用意してもらうか、コンサルタントをしてもらい提案してもらうことが有効です。刃物寿命が延びれば、維持費が安くなりますし、交換時間を省略できるため生産性が上がります。次にサイクルタイムの向上です。

品質を維持しつつ生産時間を短くすることでコスト削減を図ります。そのためには、工程を平準化したり、切削加工ができる高速マシニングセンタを導入します。時間を計画的に分析して最適な工程を設定することがポイントです。工作機械は年々進化しており、高速や高機能を追求したスペックが出ていますので展示会などに参加して情報収集することがポイントです。

最後に、カーボンニュートラルの問題です。切削加工は電力や油などいろいろなエネルギーを使います。これをいかに小さくすることが重要です。省電力の工作機械を導入したり、切削油を最小限に使うような加工条件を確立することが重要です。

エネルギーを大量に消費する生産方式は今後世間から認められず、罰金につながるリスクも想定する必要があります。

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