射出成形で用いられる方法とは

射出成形とは、主にプラスチック製品などを作る際に用いられる成形方法の一つで、予め用意した金型に高温で溶かした状態のプラスチックを流し込み、一定時間が経過し後に冷えて固まってから取り出すことを指します。溶かした状態の液体を流し込むことから射出と呼ばれています。この射出成形が可能なのは、言うまでもなく高温状態では溶けて液体状態になっており、それが常温では冷えて固体になるからこそです。その意味ではプラスチック製品が最も適しており実際にも広く用いられているのですが、射出成形とはプラスチック製品だけかというとそんなことはありません。

一般的な金属であっても、高温では溶けて液体になりますから、この性質を用いて成形することができます。この場合、型としてはより高温でも固体のままの金属を用いることが必須ですが、仮にそうであっても軟化してしまったりしては困りますので、溶けたりすることのない陶土やセラミックが用いられることもあります。このような素材で型を作り、そこに坩堝などで溶かした金属を流し込みます。冷えて固まったところで外側の陶土やセラミック部分を取り外せば、思い通りの型に仕上がった金属製品を手にすることができるわけです。

この射出成形の特徴としては、金型さえあれば、複雑で高精度な加工機械をあまり必要とすることなく、一定レベルの製品が簡単に多数得られることにあります。コストパフォーマンスに優れているということができます。

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